ホーム ニュース トランプ大統領が仲介役に ロシア・ウクライナ首脳と相次ぎ会談、22年以来の米露首脳対話

トランプ大統領が仲介役に ロシア・ウクライナ首脳と相次ぎ会談、22年以来の米露首脳対話

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ドナルド・トランプ大統領は、ウクライナ戦争終結に向けた交渉を急速に進めている。

12日(現地時間)、トランプ大統領はウクライナ戦争の当事国であるロシアのウラジーミル・プーチン大統領およびウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領と相次いで電話会談を実施した。

トランプ大統領は、午前中に行ったプーチン大統領との会談で、停戦交渉の即時開始に合意した。また、ゼレンスキー大統領との会談でも「平和を実現したい」というゼレンスキー大統領の意向を引き出すことに成功した。トランプ大統領は、マルコ・ルビオ国務長官、ジョン・ラトクリフCIA長官、マイク・ウォルツ・ホワイトハウス国家安全保障担当補佐官、スティーブ・ウィトコフ特使に対し、交渉を指揮するよう指示。「交渉が成功するという強い手応えがある」と語った。

ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、両首脳がほぼ1時間30分にわたって電話会談を行ったことを確認。米露首脳の直接会談が公式に確認されたのは、2022年2月12日にジョー・バイデン前大統領との会談以来、初めてである。ペスコフ報道官は、「プーチン大統領とトランプ大統領は、ウクライナ情勢および紛争の平和的解決策について協議した」と述べ、「トランプ大統領は敵対行為の速やかな停止と問題の平和的解決に賛同し、プーチン大統領は紛争の根本原因を取り除く必要性を指摘した」と語った。

トランプ大統領は、プーチン大統領との会談後、ゼレンスキー大統領とも電話会談を行ったことを「トゥルース・ソーシャル」で明らかにした。両首脳の会談はウクライナ大統領府でも確認された。トランプ大統領はゼレンスキー大統領との会談後、「非常に有意義な会談だった。ゼレンスキー大統領もプーチン大統領と同様に平和を望んでいることが確認できた」と述べ、「ゼレンスキー大統領とは主に、14日から16日にかけてドイツ・ミュンヘンで開催されるミュンヘン安全保障会議について議論した」と説明した。また、「今こそ、この愚かな戦争を終結させる時だ」と強調した。

ゼレンスキー大統領は会談後、X(旧Twitter)で会談内容を詳細に公開し、「トランプ大統領と有意義な対話を行った」と報告。平和実現の機会について長時間議論し、チームレベルでの協力体制を確認したことや、ドローンを含む先端技術に関するウクライナの技術力について話し合ったと説明した。さらに、「ロシアの侵略を止め、持続可能で信頼性のある平和を実現するためを実現するための次のステップを検討している」と述べ、トランプ大統領の「実現させよう」という言葉で締めくくった。

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