暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)の価格が最近上昇傾向を示し、2.60ドル(約395円)以上で安定している。今後、2.75ドル(約418円)の抵抗線を突破できるかに注目が集まる。
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仮想通貨専門メディア「ニュースBTC」は、17日(現地時間)にXRP価格の見通しを報じた。
同メディアによると、XRP価格は2.50ドル(約380円)の支持線を上回って推移しており、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)とは異なり、好調な展開を続けている。
XRPは2.55ドル(約387円)と2.65ドル(約403円)を突破した後、2.75ドル(約418円)の抵抗線を超え、最高2.83ドル(約430円)まで上昇した。しかし、その後若干の調整があり、現在は2.75ドルをわずかに下回る水準にある。
現在、XRP/USDペアの時間足チャートでは、2.68ドル(約307円)付近で支持を受ける主要な上昇トレンドラインが形成されている。また、価格は2.65ドルおよび100時間単純移動平均線(SMA)を上回って取引されている。
さらなる上昇を続けるには、2.75ドルの抵抗線を突破する必要があり、その後2.80ドル(約425円)および2.84ドル(約432円)の抵抗線が主要な目標となる可能性がある。
2.84ドルを明確に突破すれば、価格は2.92ドル(約444円)まで上昇する可能性があり、短期的には3ドル(約456円)または3.05ドル(約464円)に達する可能性も指摘されている。
一方、XRPが2.75ドルの抵抗線を突破できなければ、再び下落する可能性がある。最初の主要支持線は2.68ドルで、次の支持線は2.60ドルである。
2.60ドルを下回れば、価格は2.55ドルまで下落する可能性があり、その後2.50ドルの支持が重要な役割を果たすと見られる。
テクニカル指標を見ると、時間足MACDは現在強気圏で加速している。時間足RSI(相対力指数)は50を下回っており、短期的な調整の可能性を示唆している。主要な支持水準は2.68ドルと2.60ドルで、主要な抵抗水準は2.75ドルと2.84ドルである。
XRPの最近の動向を見ると、強い支持線の上で安定した動きを示しており、上昇の可能性を残している。しかし、主要抵抗線を突破できなければ再び下落する可能性もあると考えられる。