
岩手県大船渡市で、先月の26日に発生した大規模な山火事が鎮火せず、被害が拡大している。NHKや共同通信などによると、3日の午前の時点で岩手県大船渡市では山火事により2,100ヘクタールが焼失した。
同メディアは、この山火事を「平成以降最大規模」と報じている。この期間中の最大の山火事は1992年に北海道釧路市で発生した山火事で、1,030ヘクタールが焼失した。
今回の山火事により、これまでに1名が死亡し、84棟の建物が被害を受けた。周辺地域を走る三陸鉄道の一部区間は運行を停止し、大船渡市は1,896世帯4,596名に避難指示を出した。市人口の約11%に当たる3,661名が避難生活を送っているという。
皇位継承順位2位の悠仁親王は4日、成年を迎えて開かれた初の記者会見で、山火事の早期鎮火を願うと述べた。同地域で学生時代を過ごした米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャースのピッチャー、佐々木朗希は1,000万円と寝具500セットを寄付した。