先月29日(現地時間)、ナイジェリア北東部で自爆テロとみられる一連の爆発が発生し、少なくとも18人が死亡、48人が負傷した。
CNNやロイター通信などによると、29日(現地時間)にボルノ州の結婚式場、病院、葬儀場で連続爆発が発生した。
ボルノ州の治安当局は、自爆テロ疑惑者らが、各自で結婚式場、病院、葬儀場を攻撃していると把握した。
警察のスポークスマンによると、ある結婚式場では子供を背負った女性が爆弾を爆発させたという。
今のところ、一連のテロ攻撃の背後にいると名乗り出た組織はいないが、イスラム過激派組織のボコ・ハラムが主犯である可能性が高いと推定されている。
過去15年間、ボルノ州はボコ・ハラムの反乱の中心地となってきた。ボコ・ハラムのテロ攻撃により、200万人以上が非難を余儀なくされ、4万人以上が死亡した。
一方、ボコ・ハラムは2014年にボルノ州チボク村から270人以上の女子生徒を誘拐した事件で国際的な悪名を得た。