韓国・ソウルにあるネットカフェで未成年客が喫煙しているのを店主が目撃し通報しようとしたところ、未成年客とその一行がオーナーに体当たりし、押し倒して逃げたという話がオンライン上で話題となっている。
2日、韓国の自営業者たちが多く集まるオンラインコミュニティ「つらいのが社長だ(韓国語訳)」に、「未成年者の喫煙を通報しようとしたら体当たりして逃げて行きました。どうすればいいでしょうか」というタイトルの投稿が掲載された。
投稿者のA氏は、ソウル市江東区(カンドン区)でネットカフェを運営している。彼は先月28日、ネットカフェで未成年の客が喫煙しているのを発見し、身分証明書の提示を求めた。
A氏は「仕事中に喫煙室に行ってみると、幼く見える2人が喫煙していた。確認すると、1人は成人で1人は学生だった」とし、「身分証明書を求めたところ、ないと言うので、その場で未成年者の喫煙を通報した」と当時の状況を説明した。
*韓国で身分証明書にあたる「住民登録証」は満17歳以降に申請可能
しかし、未成年者とその同行者はコンピューターの電源を切り逃げようとした。A氏が逃亡を阻止しようとすると、彼らは罵詈雑言とともにA氏に体当たりしてネットカフェから逃げ出した。
A氏は「逃亡を阻止しようとした際に体当たりされ、通報中に電話も切られた」とし、「警察は告訴するなら防犯カメラ映像を警察署に提出しろと言うが、どうすればいいのか分からない」と悩みを打ち明けた。
ネットユーザーたちはこの投稿に「こんな子供には罰を与えて社会の怖さを教えてあげなければならない」、「そのまま放っておけば他のところでもまた同じことをする」、「訓戒放免措置になるかどうか警察の取り調べを受けさせなければならない」としてA氏に積極的に対応するよう促した。