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2024年11月23日土曜日
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外国人投資家による「バイ・コリア」が続く韓国株式市場!半導体業界の好調が後押し

引用=聯合ニュース

外国人投資家による韓国株式の純買い越しの傾向が、昨年11月から先月まで8カ月連続で続いていることが明らかになった。

半導体業界の好調が続くことへの期待感が続いた結果と見られる。そのため、今年上半期の外国人投資家の国内株式投資の純買い越し規模は、半期基準で過去最高を記録した。

韓国銀行によると、先月の外国人による韓国国内株式投資資金の純流入規模は20億9000万ドル(約3378億円)で、前月に記録した13億4000万ドル(約2165億円)に比べて大幅に増加した。これは8カ月連続の買い越しで、2016年6月から2017年7月までの13カ月連続の外国人純流入後の最長期間だ。

前月比の増減幅も、先月の38億4000万ドル(約6203億円)以降3カ月ぶりの最高値だ。これは大幅に縮小した債券資金とは対照的で、債券資金は3億7000万ドル(約597億円)の純流入で、3カ月連続でプラスを続けた。ただし、5月に記録した27億7000万ドル(約4474億円)の純流入に比べて規模が縮小した。

韓国銀行の関係者は、「株式資金は、グローバル半導体業界の好調な見通しなどにより純流入の傾向が見られた」と述べ、「債券資金は、外国人の中長期債券投資が続いているにもかかわらず、国債の満期償還などにより純流入規模が縮小した」と語った。

このような外国人の「バイ・コリア」の流れに、今年上半期の外国人は韓国国内株式市場で過去最大の純買い越し額を記録した。

金融監督院が先月8日に発表した「6月の外国人証券投資動向」によると、先月上半期の外国人による上場株式の純買い越し規模は合計22兆9000億ウォン(約2兆6828億円)と集計された。関連統計が始まった1998年以降の半期基準で最大の数値だ。

外国人は先月、上場株式を前月の1兆5290億ウォン(約1791億円)の純買い越しに比べ、約1.8倍増の2兆8980億ウォン(約3395億円)の純買い越しを行った。これは昨年11月から続く8カ月連続の純買い越しとなる。

外国人投資家は先月、株式市場で1兆9490億ウォン(約2283億円)、コスダック市場で9490億ウォン(約1111億円)をそれぞれ純買い越しした。

国別では、アメリカが2兆1110億ウォン(約2473億円)、ルクセンブルクが1兆370億ウォン(約1214億円)、イギリスが5680億ウォン(約665億円)などの純買い越しを行い、シンガポールは2兆9000億ウォン(約3397億円)などは純売り越しとなった。

先月末時点での外国人の上場株式保有額は859兆2000億ウォン(約100兆6599億円)で、全体の時価総額の30%程度だったことが明らかになり、前月比の保有量は68兆ウォン(約7兆9665億円)ほど増加した。

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