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南半球の南米では、厳しい真夏の猛暑が続いている。
10日(現地時間)、ブラジル・リオグランデ・ド・スル州政府の発表や、ウルグアイ・チリの気象庁および災害予防当局のX(旧ツイッター)などによると、ブラジルでは今週、南部地域を中心に日中の気温が40度前後に達する見込みだという。これを受けて、リオグランデ・ド・スル州内の約2,300校の学校は当初予定されていた夏休み明けの始業を1週間延期することとなった。
北部に比べて比較的温暖な気候が特徴のブラジル南部では、昨年、記録的な豪雨で180人以上が命を落とすなど、近年の異常気象による被害が相次いでいる。
ウルグアイでは、首都モンテビデオを中心に夜間の気温が30度以下に下がらない「オーブン熱波」が続いている。
アルゼンチンのブエノスアイレスでも、日中の体感気温が40度を超える状況が続き、アルゼンチン気象当局は11日にXで「明日は雨が降り、日中の気温は25度前後に下がる見込み」と投稿し、急激な気温変化への警戒を呼びかけた。
チリでは猛暑に加えて山火事が発生し、住民たちが緊急避難する事態が発生していると伝えた。