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2024年09月20日金曜日
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株式投資が引き起こす中毒のサインとその対策!家庭内トラブルを防ぐためのアドバイス

■ 心の相談所

▶▶ 読者の悩み

誠実だった夫は1年前から株式投資を始めた。3年前に住宅ローンを組んでマンションを購入した後、借金を早く返さなければならないと焦っていて、株でお金を稼ごうと数週間株関連のYouTubeばかり見て過ごしていた。同じ部署に株式投資でお金を稼ぎ退職した人が現れると、自分も人生を変えてみせるさらに熱心になった。

先物オプションは危険だと聞いたので、それをやっているのか尋ねたところ、やっていないと言われて安心したが、一般的な銘柄に投資してはいたもののリスクが高いテーマ株を中心に投資していた。住宅ローンの返済のために始めた投資だったが、逆に、株式投資を信用取引で行った結果、1億ウォン(約1065万円)の借金が増えたことを知り、最近は私も不安で眠れなくなった。こんな状況でも夫は投資をしていると損をすることもあって当然なのに、私が過剰反応だと言って絶対に中毒ではないと言っている。株式投資も中毒になることがあるのではないか?

A:自分で調節できるか、人生を壊すかによって投資が中毒かどうかが決まる

▶▶ ソリューション

他のギャンブルとは異なり、株式やコインの場合、かなりの中毒状態になっているにもかかわらず、自分が中毒であることを認めない場合が多い。特に資本主義社会で企業に投資する形であるため、投資だとも主張できるが、場合によってはギャンブルの傾向を持つことも事実である。

現在行っていることが投資なのか中毒なのかを判断するためには、まず最初に投資金額とそれにかかる時間を自分で調整できるかが重要である。どのくらいを投資し、どの程度の利益で売却や損切りをするかの計画をすべて持っており、その計画通りに行動するのであれば投資である。しかし、最初から計画がない人も多く、さらに利益を求める欲望とドーパミンが出る経験によって計画を守れないなら、それは中毒のレベルになる。結局、調整ができなくなると、余裕資金の範囲を超えて、自分が負担できない額を投資することになり、結果的に株式投資による借金が生じることになる。

家族のために良い意図で始めたとしても、株式投資のために逆に嘘をつくことになり関係が壊れるなら、それは中毒の問題である。酒に例えると、たまに酒の席を持ち、嘘をつく人はいないが、中毒レベルに達するとそれに関して嘘をつくことになる。株式投資によって嘘をついている部分がないか振り返る必要がある。

株式が投資なら、貯金よりも若干高いレベルの利益を期待する行為として捉え、一生懸命に勉強しなければならない。しかし、事前準備なしに日常の憂鬱や不安、ストレスを解消するために株式投資に飛び込むなら、それもまた中毒になりやすいサインである。

結局、良い結果を得るために投資をしているのか、それともその過程に没頭して楽しみを得る形で中毒になっているのかを振り返ろう。最初は良い対象であっても、それが自分の日常でより重要な家族などの人間関係や仕事を壊しているなら、いつでも中毒になる可能性がある。

大韓精神健康医学会 広報理事・専門医 ハ・ジュウォン

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