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2024年12月23日月曜日
ホームトレンドコンドーム無断除去は「精神疾患」の可能性も…欧米で次々と刑罰化、日本の法制化は後手に?

コンドーム無断除去は「精神疾患」の可能性も…欧米で次々と刑罰化、日本の法制化は後手に?

引用:Getty Images

性交中に合意なくコンドームを取り外す行為「ステルシング(Stealthing)」は、一種の精神疾患である可能性があるという専門家の分析に注目が集まっている。

今月3日(現地時間)、米国メディア「ニューヨーク・ポスト」によると、オーストラリアのサンシャインコースト大学心理学部のアンドリュー・アレン教授は、「ステルシングを行ったり、それに関連したポルノに興奮を覚える人は、性的倒錯のような精神的問題を抱えている可能性が高い」と指摘した。さらに「この行為は性感染症や望まない妊娠といった深刻な被害を引き起こすため、厳しく処罰されるべきだ」と強調した。

実際、ステルシングは2014年にカナダで性犯罪として規定されて以降、スイス、ドイツ、イギリスなどでも刑法上の処罰対象とされるようになっている。しかし、米国では現在まで処罰された事例がなく、最近になってカリフォルニア州議会が処罰法案を提出するなど、法整備が進行中だ。一方、韓国では2021年にソウル東部地裁がステルシングを「性的自己決定権を侵害する民事上の違法行為」と認定した判例がある。

コンドームは妊娠や性感染症を防ぐための効果的なツールで、その避妊成功率は平均82%とされている。ただし、効果を最大化するには、適切な保管と正しい使用が必要だ。熱や光にさらされると、コンドームは有効期限内でも破れやすくなるため、注意が必要だ。

疾病管理庁が推奨するコンドームの正しい使用方法は次の5つのステップだ。

1.コンドームを包装から丁寧に取り出す

2.先端の膨らみをつまんで空気を抜く

3.勃起した陰茎にコンドームをしっかり装着する

4.使用後、陰茎が縮小する前に端を持ちながら取り外す

5.使用済みのコンドームを結び、ティッシュに包んで廃棄する

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