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2024年12月21日土曜日
ホームトレンド「通行の邪魔」を口実に露骨な嫌がらせ…ホームレス「いじめ動画」が物議、視聴者の追跡行為にも批判集中

「通行の邪魔」を口実に露骨な嫌がらせ…ホームレス「いじめ動画」が物議、視聴者の追跡行為にも批判集中

「ホームレス嫌悪」コンテンツに市民が激怒

ホームレスへの嫌悪をネタに過激なライブ配信を行った配信者が、市民たちの怒りを買っている。

最近、複数のオンラインコミュニティで、地下鉄にいるホームレスに暴言を吐きながら威嚇するインターネット配信者の姿が共有された。公開された映像によると、配信者のAは地下鉄で生活するホームレスたちと口論したり、彼らを嘲笑し、嫌がらせをするコンテンツを制作して投稿した。

地下鉄駅内で簡素な暮らしをしているホームレスに対し、Aは「通行の邪魔だ」と言いながら段ボールを移動させたり、ため口や罵声を浴びせて挑発した。Aは、ホームレスが眠っているテントの上にそのまま横になったり、彼らの所持品を奪うなどの行為も躊躇わなかった。

突然の嫌がらせを受けたホームレスは「何をしているんだ」と怒りを露わにしたが、このような反応はAにとって「ホームレスとの口論1, 2, 3編」など新しいコンテンツの材料に過ぎなかった。Aの撮影により、ホームレスたちの顔や居場所も無防備に晒される結果となった。

正義を装り弱者をいじめる姿に嫌気がさす

Aがホームレスへの嫌悪を基盤に制作した動画が問題視されるのは、そのコンテンツが青少年を中心に急速に広まっているからだ。視聴者の中には「どこに行けば見られるのか?」、「何時に行けばそのホームレスのおばあさんに会えるのか?」といったコメントを寄せ、Aの動画に登場したホームレスを探し出す行為を一種の娯楽として楽しんでいた。

Aの動画を目にした市民たちからは「そんな方法で金を稼いで何が楽しいのか」、「人間としてあり得ない」、「弱者だけを狙っていじめる姿は本当に醜い」、「正義を装っているが、そこまで正義にこだわるなら警察官や法律家になればいい」、「人間の皮を被った悪魔にしか見えない」、「撮影者よりも、それを見て楽しんでいる人に嫌悪感を覚える」などの反応が見られた。

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