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2025年01月08日水曜日
ホームトレンド「不倫相手との愛のため」台湾で18年越しの身分詐称劇が発覚!強制送還された中国人女性が姉の身分で堂々再入国するも無罪判決に社会が騒然

「不倫相手との愛のため」台湾で18年越しの身分詐称劇が発覚!強制送還された中国人女性が姉の身分で堂々再入国するも無罪判決に社会が騒然

引用:Liberty Times
引用:Liberty Times

中国出身の女性が台湾での滞在期限を超過し強制送還された後、姉の身分を不正に利用して再入国した事件が18年越しに明るみに出た。しかし、台湾の裁判所はこの女性とその夫に無罪を言い渡した。

1999年、この女性は当時台湾人のヨウ氏と中国本土で結婚し、同年10月28日に親族訪問を理由に台湾に入国した。しかし2004年11月、滞在期間を超過し不法就労中に摘発され、1カ月も経たずに強制送還された。当時の規定により、1年間の再入国禁止措置が課されていた。

女性は台湾での結婚生活中に出会った不倫相手のチェン氏との関係を続けるため、姉の身分を利用して再び台湾へ戻ることを決意した。姉とその夫の同意の下、姉の名前と自分の写真を使って中国本土で新しい身分証を取得した。そして、この身分証を利用し、姉の名前でチェン氏と結婚して再入国した。その後18年間台湾に住み続け、最終的には台湾の身分証を取得した。

その間、チェン氏はこの事実を知りながら協力し、女性が台湾に定住するために複数回にわたり移民関連書類を作成するなどの支援をした。事件が発覚すると、二人は起訴され、高等法院で審理が行われた。裁判で二人は罪を認めたものの、裁判所は女性の姉が身分詐称を了承し、関連手続きを許可した点を理由に「公文書偽造罪および行使罪には該当しない」として無罪を言い渡した。

この判決は台湾国内で議論を呼び、上告の可能性が残されている。また、今回の事件は身分詐称問題と移民管理システムの脆弱性を改めて浮き彫りにし、社会的な関心を集めている。

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