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2025年01月08日水曜日
ホームトレンド「たかが390円で逃げないのに」週3回通う常連客と店主、「ツケ断り」で関係破綻 ネットで賛否両論の大論争

「たかが390円で逃げないのに」週3回通う常連客と店主、「ツケ断り」で関係破綻 ネットで賛否両論の大論争

常連の飲食店で、やむを得ない事情でツケをお願いしたところ、断られたという男性の話にネットユーザーの反応が分かれている。

2日(現地時間)、オンラインコミュニティ「巴士的報」によると、台湾人男性A氏がSNSで常連の飲食店に行かなくなった経緯を明かした。A氏は、1年以上にわたり週平均3〜4回朝食を食べに通っていた常連の飲食店に二度と行かないと決意するに至った最近の出来事について語った。

A氏は、店主は彼が注文するメニューを把握するほど頻繁に通っていたという。ところが先日、財布を家に置き忘れるというミスを犯したため、A氏は店主に「明日代金を支払いたい」と頼んだという。食事代はわずか80台湾ドル(約390円)だったため、ほぼ毎日通う常連客である自分の要求を店主が断るはずはないと思っていたという。しかし、食堂の店主B氏は何の躊躇もなく「ツケは駄目だ」ときっぱり断ったのだ。

ツケを断られたA氏は「たかが80台湾ドルで逃げ出すようなことはしない」と言い、近くのオフィスに立ち寄り同僚からお金を借り、食堂に戻って支払いを済ませたという。そしてB氏に「もう2度と来ない」と声を荒げ、食堂を後にした。

数日後、A氏は食堂店主B氏からメッセージを受け取った。A氏は「普段から電話で注文して食堂で食事をしていたため、B氏は私の電話番号を知っていた。数日前、彼から『最近お店にいらっしゃらないですが、朝食を食べに来ませんか』というメッセージが届いた」と述べ、「二度と行かないと伝えたのに、今さら謝ってきた」と呆れた様子だった。

「商売下手な店主」vs「原則は守るべき」

この話を受け、ネットユーザーの意見は分かれた。

A氏に同情的なユーザーは「店主は商売が下手。1年以上も毎週3〜4回も通う常連客のツケをなぜ断ったのか」、「たかが80台湾ドルで常連客を失うのは賢明ではない」、「ツケを拒否されたら、常連としてのプライドが傷つく。客の気持ちを察しない店主が悪い」、「自分だったとしても二度と行かないと思う」などと反応した。

一方、食堂店主B氏を擁護するユーザーは「大手チェーン店でもない小さな飲食店で、ツケを許すと経営が成り立たなくなる」、「いくら常連客でも原則は守るべきだ」、「常連客だからとツケを許していたら、他の客にも許す必要が出てくる」などのコメントを残した。

あなたは、A氏と店主B氏のどちらの立場に共感するだろうか。

1コメント

  1. 店主B氏は、金銭こそが自分を働きに駆り立てるという習慣性で構築された、視野が狭い生き方をしていたのだろうし、ツケに対する心の準備も出来ていなかったのだろう。A氏は、積年の温情が、金銭の融通が利く関係性を築いていると思い込んでいたのに、ここまでいわれなきゃならないことに立腹したのだろう。けれど、冷静に考えれば、A氏の方が、器が大きい。店主B氏は、代金前払い制を導入するべきだったね。ただし、客は追加注文しなくなるだろうね。

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