「2024ミスユニバース」でアルゼンチン代表として参加したマガリ・ベネハム氏が大会の不正を主張し、タイトルを剥奪された。
ニューヨーク・ポストの報道によると、ミスユニバース組織委員会は今月2日、声明を発表。「ベネハム氏の最近の公開発言を徹底的に検討した結果、原則に基づき『ミスユニバースアルゼンチン』のタイトルを即時撤回する」と明らかにした。
ベネハム氏は最近、YouTubeクリエイターのキング・ルーチョのライブ配信で、昨年11月のミスユニバース大会の公平性に疑問を呈示した。コルドバ出身の30歳のモデルは、大会結果に疑念を抱き、イベント全体が操作されたとの趣旨の発言を続けた。特に「審査員がトップ5を発表する際、互いに奇妙な視線を交わしていた」とし、「まるで『これは我々の選択ではない』と言っているかのような表情だった」と主張。「この瞬間、大会が操作されていると確信した。毎年そうだった。」と付け加えた。
「2024年ミスユニバース」で12位にとどまったベネハムは、優勝者のデンマーク代表ビクトリア・ケア・タイルビ(21)や12位以内に入ったプエルトリコのジェニファー・コロン(37)も批判した。デンマーク代表が大会最終日に3人の警備を帯同していたことから、優勝が事前に決まっていたのではないかと疑問を示した。また、一部の人が「結果は10日前にすでに決まっていた」と語ったと主張した。コロンについても「親切ではなかった」とし、「その夜、最悪のドレスを着ていた」と非難。「二度ほど会話を交わしたが、数日間言葉を交わさなかった。非常に緊張していて自分の世界に入り込みすぎていたため、『元気?』という簡単な挨拶にも返事をしなかった」と語った。
大会敗退後もベネハムは自身のインスタグラムに「ミスユニバース最高のボディ」という文言と共に短い動画を投稿し、大会結果を受け入れられない様子を見せた。ベネハムは現在も自身のインスタグラムプロフィールから「ミスユニバースアルゼンチン2024」という文言を削除していない。