プールで日光浴中の女性が飛んできた銃弾に頭部を直撃される衝撃的な瞬間が捉えられた。
先月31日(現地時間)、英国のNTKなど海外メディアの報道によると、ブラジル・リオデジャネイロ西部バーハダチジュカにあるコンドミニアムで、ロザンジェラ・シルバさん(58)がプールサイドのサンベッドで日光浴を楽しんでいた。
公開された防犯カメラの映像では、シルバさんの頭上に何かが飛来する様子が確認できる。銃弾がシルバさんの頭蓋骨に当たって跳ね返るように見える。驚いたシルバさんは手を上げて頭部を触り、出血の有無を確認した後、立ち上がって無人のプール周辺を見回している。幸いにも、シルバさんに大きな怪我はなかった。近隣の病院に搬送され治療を受けた後、数時間で退院した。
CT検査の結果、状態は良好とされ、軽度の擦り傷と衝撃程度だったという。
G1など現地メディアによると、シルバさんが滞在していたコンドミニアム付近のスーパーマーケットで銃撃事件が発生していたとされる。警察は、この銃撃事件による死傷者はなかったとし、事件の詳細について調査中だと明らかにした。なお、銃弾のような強力な物理的衝撃が頭部に加わった場合、即死または治療不可能な致命傷を負う可能性がある。頭部貫通創の死亡率は92%に達する。頭蓋骨に銃弾が命中すればほぼ致命的と言える。銃弾がかすめただけでも、脳損傷を免れることは困難だ。