11.7 C
Tokyo
2025年01月13日月曜日
ホームトレンド「死」を前に自由を選んだ乳牛たち…屠殺場行きトラックから脱走、街を3時間さまよう姿に胸打たれる

「死」を前に自由を選んだ乳牛たち…屠殺場行きトラックから脱走、街を3時間さまよう姿に胸打たれる

屠殺場へ向かう途中の乳牛が自由を求めて脱走し、一時的に道路をさまよう姿が話題となっている。

9日、韓国のオンラインコミュニティには「平澤(ピョンテク)のリアルタイム」と題された投稿が公開され、道路の中央にぽつんと立つ乳牛の写真が掲載された。写真の中の乳牛は慣れない環境に戸惑った様子を見せ、多くの注目を集めた。

乳牛が発見されたのは同日午前9時20分頃で、市民から「ピョンテク市モゴク洞一帯で乳牛が道路を歩き回っている」という通報を受けた警察と消防が現場に急行した。その乳牛は片道4車線の幹線道路「京畿(キョンギ)大路」を歩き回っており、警察と消防は乳牛を道路外へ誘導した後、麻酔銃を使って無事捕獲に成功したという。さらに、近くの水田で別の乳牛1頭も発見され、同様に麻酔銃とロープを使って捕獲された。これらの乳牛は通報から約3時間後に飼い主へ引き渡された。

警察関係者は「乳牛が屠殺場へ向かうトラックから脱走したものと見ている」と述べ、「脱走や捕獲の過程で交通や市民への被害はなかった」と説明した。一時的ながらも自由を得た乳牛たちの「3時間」はこうして幕を閉じた。

このニュースに接したネットユーザーたちは「死を予感して逃げたのでは」、「屠殺場へ向かうのを察知して逃げたのだろう」、「気持ちが重くなる話だ」など、多様な反応を寄せた。

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

モバイルバージョンを終了