スペイン・スーパーカップ決勝で実現した今季2度目のクラシコはバルセロナが数的不利をものともせず、レアル・マドリードに大勝し、栄冠を手にした。
13日(日本時間)バルセロナは、サウジアラビア・ジッダで行われたスペイン・スーパーカップ決勝でレアル・マドリードに5-2で圧勝した。
2年ぶり15回目の優勝を飾ったバルセロナは最多優勝記録も更新した。
スペインスーパーカップは、昨季のコパ・デル・レイの決勝進出チームとラ・リーガの上位2チームの計4チームが争う大会だ。
バルセロナは準決勝でアスレティック・ビルバオを2-0で破り、決勝進出を果たした。
この日、バルセロナは開始5分、レアル・マドリードのエムバペに先制を許し、1点ビハインドからスタートした。
しかし、先制したレアル・マドリードだが、前半から守備に安定感を欠き、前半22分には、レバンドフスキのパスを受け、ボックス内に侵入したヤマルが落ち着き払ったゴールでバルセロナはすぐに同点に追いついた。
前半36分にはレバンドフスキが自ら獲得したPKを決めて逆転に成功すると、3分後にはハフィーニャが、前半アディショナルタイムにはバルデが立て続けにゴールを決め、前半を4-1で折り返した。
後半3分にはハフィーニャがこの試合マルチゴールを決め、得点差を4にした。
後半11分、バルセロナはGKのシュチェスニーがエムバペを倒して一発退場というアクシデントに見舞わされたものの、以降も反撃をロドリゴが直接FKを沈めた1点のみに抑え、優勝を決めた。