ポスティングシステムを利用したMLB挑戦を目指す佐々木朗希投手(24)の入団先が絞られつつある。
14日(日本時間)公式サイト「MLB.com」は、情報通の話を引用し、昨季のワールドシリーズを制したロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレス、トロント・ブルージェイズの3球団を有力候補として紹介した。
ニューヨーク・ヤンキースとサンフランシスコ・ジャイアンツ、ニューヨーク・メッツ、テキサス・レンジャーズ、シカゴ・カブスの5球団は獲得競争から後退した模様だ。
プロデビュー後、昨季まで4シーズンにわたり千葉ロッテマリーンズでプレーしてきた佐々木は、今オフ球団の承認を得てMLB挑戦を目指すことになった。
MLBには「25歳ルール」が存在し、25歳未満の選手については「国際アマチュア選手」に分類され、契約金に上限が設けられているため、23歳の佐々木は同等の能力を持つ選手より、比較的安価で獲得できる。
メジャー昇格後3年間は最低年俸で契約し、6年目終了後にFA資格を取得することができる。
佐々木は複数の球団と協議を重ねた結果、最終候補を3球団に絞りこんだようだ。
アメリカ現地では特にドジャースとパドレスが有力候補として挙がっている。
ドジャースには大谷翔平と山本由伸が、パドレスにはダルビッシュ有と松井裕樹が在籍しており、佐々木にとって心強い環境がある。
佐々木は交渉期間が終了する米東部時間の23日午後5時までに契約を結ぶ必要があるが、国際ボーナスプールがリセットされる1月15日以降に契約を締結するものとみられている。