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2025年01月15日水曜日
ホームトレンド「純潔な同性愛者は司祭に」バチカンが歴史的決断…ただし「ゲイ文化支持者」は除外

「純潔な同性愛者は司祭に」バチカンが歴史的決断…ただし「ゲイ文化支持者」は除外

教皇庁は、性的関係を避ける純潔な同性愛者の男性が司祭養成のための神学校に入学できるという新たな指針を承認した。ただし、同性愛的傾向を誇示する男性は教育から除外されるとしている。

12日(現地時間)ロイター通信やAFP通信は、ローマ司教区は前日、同性愛者の男性でも神学校に入学できるという教皇庁の指針を同協議会のウェブサイトに掲載したと報道した。指針によれば、神学校の責任者は司祭候補者の性的指向を考慮するが、それを人格の一側面としてのみ扱うべきとしている。

ただし、同性愛的傾向を誇示する男性は司祭教育を受けることはできない。教会はそうした人物を深く尊重しつつも、同性愛行為を実践する者、根深い同性愛的傾向を示す者、いわゆる「ゲイ文化」を支持する者は神学校や聖職に受け入れられないとしている。ローマ司教区は、この指針がバチカンで承認されたものだと説明した。新指針は試行期間として3年間有効とされる。

ただし、米紙「ニューヨーク・タイムズ(NYT)」は、同性愛をタブー視する国々の司教区はこの指針を受け入れない可能性が高いと予測している。これに関連して、歴代教皇の中で最も進歩的と評されるフランシスコ現教皇は、昨年、司祭が同性カップルに祝福を与えることを許可した。教皇就任直後の2013年には「同性愛者が神を求め、善意を持っているのなら、私に何の資格があってその人を裁けようか」と述べ、性的少数者を受け入れる姿勢を示していた。

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