アーセナルのドイツ代表カイ・ハヴァーツのパートナーで妊娠中のソフィアさんが、FAカップ3回戦でハヴァーツがPKに失敗して試合に敗れた後、「流産しろ」などの脅迫を受けていたことがわかった。
14日(日本時間)「BBC」やスポーツ専門局「ESPN」などの海外メディアによると、ソフィアさんはSNSを通じ、SNSでの誹謗中傷や脅迫を受けたと告白した。
公開されたメッセージには「冗談ではなく胎児の命がどうなるかわからないと思え」、「流産しろ」など、衝撃的で心無い内容が含まれていた。
アーセナルのFAカップ3回戦敗退から、ソフィアさんへの誹謗中傷や脅迫は始まった。
13日にホームで行われたFAカップ3回戦で、アーセナルはマンチェスター・ユナイテッドと1-1で互いに決定的なチャンスがないまま延長戦まで戦い、PK戦で3-5で敗れた。
この試合で延長戦まで120分のフルタイムをプレーしたハヴァーツだが、2度の決定機を外すなど低調なプレーに終始した。
また、PK戦では2番手として登場したが、相手GKバユンドゥルのファインセーブに止められ失敗した。
先攻のマンチェスター・ユナイテッドは5人のキッカー全員が成功し、アーセナルの敗退が決まった。
その後、暴徒化した一部のアーセナルファンがソフィアさんに脅迫メッセージを送るなど、常軌を逸した行動に出た。
ソフィアさんは「このようなことを書いてもいいんだと思っている人が存在することに、とてもショックを受けた。彼らは恥を知るべきだ。互いにリスペクトをもって行動してほしい」と厳しく非難した。
一方、ハヴァーツとソフィアさんは2018年に交際を開始し、昨年7月に結婚、11月に妊娠を発表した。