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2025年01月15日水曜日
ホームトレンド「全身火傷の子犬、足裏は灰まみれ」LA山火事で300匹以上のペットが被災、保護施設が緊急対応

「全身火傷の子犬、足裏は灰まみれ」LA山火事で300匹以上のペットが被災、保護施設が緊急対応

引用:Facebook@Pasadena Humane
引用:Facebook@Pasadena Humane

アメリカ・ロサンゼルスで発生した大規模な山火事が大きな被害をもたらしている中、多くのペットも被害に遭っていると報じられている。

今月9日(現地時間)、海外メディア「ピープル誌」は、カリフォルニア州の動物保護施設パサデナ・ヒューメイン(Pasadena Humane)が、ロサンゼルスの山火事で負傷したペット300匹以上を保護していると報じた。

同施設の関係者は「火傷や怪我を負った動物たちが次々と搬送されている」とし、「集中治療室で鎮痛剤を与えるほか、傷の手当て、点滴、酸素供給など必要に応じた治療を行っている」と述べた。説明によると、火災現場付近で発見された白い子犬は全身に火傷を負い、深刻な脱水状態だったという。足の裏は火傷を負ったまま灰まみれの状態だった。このほかにも全身に火傷を負った猫や尾が焼けた鳥など、多くの動物が同施設で緊急治療を受けている。

同施設では山火事の被害を受けた動物がさらに増加すると予想しており、より多くの動物を収容するため、健康な動物をカリフォルニア州内の他の保護施設に移送しているという。また、「ペットを飼っている人が山火事の影響で避難する際には、必ずペットを連れて行くべきだ」と呼びかけ、動物を外に放したり、家に置き去りにしたりしないよう注意を促した。

緊急時にペットと安全に避難する方法

火災などの緊急事態が発生した際、飼い主はペットの命を守る基本的な責任がある。ペットは自力で危険から逃れることが難しいため、飼い主の行動がペットたちの命を左右するからだ。

飼い主は不測の事態に備え、ペット用の緊急キットを準備すべきである。緊急キットには最低3日分の餌と水、キャリーケース、リード、ハーネス、ペットの薬と処方箋、識別タグ、最近の写真、排泄関連用品などを含めるべきである。理想的なのは、避難指示が出る前に迅速に準備して避難することだ。切迫した状況ほど、ペットは不安やストレスを感じやすくなるため、飼い主はペットを安心させつつ、迅速に行動する必要がある。

避難後は、ペットに火傷、煙の吸引、または脱水症状がないか確認するため、獣医の診察を受けるべきだ。そして、慣れない環境でもペットが安心できるよう、馴染みのある毛布やおもちゃを用意することが望ましい。日頃から対策を講じ、災害時に動物と共に安全に避難できるよう準備することが、家族の一員であるペットへの愛情と責任を果たすことになる。

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