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「唇の整形手術」を理由に飲酒検問を拒否したイギリスの40代弁護士が実刑判決の危機に直面している。
8日(現地時間)、イギリスのメディア「 デイリー・メール」によると、2023年4月、時速20マイル(約32km)で「道路を走り回っている車両がある」との通報を受けて警察が出動し、銀色のレンジローバーを運転していた44歳の弁護士レイチェル・タンジーさんが降りてきた。
警察が血中アルコール濃度を測定するためにタンジーさんに呼気検査を要求したが、彼女が適切に息を吹き込まなかったため、測定ができなかった。
彼女は「唇の整形をしたばかりなので、正しく呼気検査ができない。これは腹部の整形手術をした直後に走れと言うようなものだ」と主張し、「私は最善を尽くしたが、できなかった」と警察に訴えた。
さらに彼女は針恐怖症を理由に血液検査も拒否した。結局、呼気および血液サンプルの提供を拒否した容疑で起訴され、法廷で争うことになった。
検察側は「警察が彼女の自宅で話をしながら呼気サンプルを採取する機会を何度も与えたが、それを拒否した」とし、「血液サンプルも提供しなかった」と述べた。
証言に立った警官も当時「タンジーさんの車からアルコールの臭いがした。しかし彼女は『前日に唇の整形手術を受けたので、呼気検査ができない』と言った」と証言した。
デイリー・メールは、セフトン地裁がタンジーさんに有罪判決を下す可能性が高いと報じた。
ジェームズ・パットン裁判官は「彼女はただゆっくり運転していただけだと主張したが、車から降りた瞬間から有利に『状況を操作』しようとした。このため、警察の職務を妨害した」とし、「社会奉仕命令の可能性が高いが、実刑判決を受ける可能性もある」と述べた。