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中国の映画館で、騒がしい観客に「静かにしてほしい」と注意した女性が、ミルクティーをかけられる事件が起きた。
今月10日(現地時間)、中国の地方紙「ジムニュース」によると、最近中国のある映画館で、60代の高齢者A氏が女性観客B氏にミルクティーをかける事件が発生した。2人は新作映画を鑑賞するために映画館を訪れ、A氏はB氏の後ろの座席に座っていた。
しかし、A氏は映画鑑賞中にセリフを読み上げるなど、絶え間なく話し続けていた。我慢の限界に達したB氏が振り返り「もう話すのをやめてください」と言った。するとA氏は罵声を浴びせ、2人は口論に発展した。
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A氏はB氏の「厚かましい態度」に驚き、その様子を動画に収めた。公開された映像では、A氏が感情的になり、周囲の人々にも罵声を浴びせ、手に持っていたミルクティーをB氏に何度もかける様子が映っていた。
この動画にネットユーザーは「なぜ警察に通報しなかったのか」と尋ねると、B氏は「映画館だったので、騒ぎを大きくしたくなかった。その高齢者ともこれ以上関わりたくなかった」と答えた。
北京法律事務所のシェ・ジンチ弁護士は「治安管理処罰法第42条によれば、公然と他人を侮辱した場合、5日以下の拘留または500元(約1万円)以下の罰金が科される。状況が深刻な場合は、5日から10日までの拘留も可能だ」と述べ、「高齢者が映画館で公然と罵声を浴びせ、ミルクティーをかけた行為は明らかに違法だ」と指摘した。