
ニューヨーク市ブルックリンのベンソンハーストで発生した事故で、歩行中の家族が突然倒れた大木を間一髪で避ける瞬間が捉えられ、話題となっている。
5日(現地時間)、「ニューヨーク・ポスト」の報道によると、この事件は先月1日午後に発生した。
当時、すぐ側にいた夫妻は親戚と共に街を散歩していたが、突然、隣の巨木が倒れ始めた。
3人はとっさにその場を離れ、木は彼らが歩いていた場所に向かって倒れ、粉々に砕けた。
事故直後、夫妻はショックを受けたものの、すぐに「これは神の摂理だ」と考えたという。「神が私たちを救ってくれたので、その瞬間、踊りながら感謝せずにはいられなかった」と語った。
また、木が倒れる直前にその木を見て「まるで千年は経っているようだ」と言ったことを思い出したという。また、自身がユダヤ教徒であることに触れ、「これは間違いなく神の意志だった。目の前でこのようなことが起き、私たちが救われたことには必ず理由があるはずだ」と語った。
事件後、倒壊した木は個人所有地にあったことが判明。所有者は倒壊前の木の状態についてのコメントを控えた。この出来事をきっかけに、都市部における老木の安全性が改めて議論されるようになった。