「つまみハンドサイン」を巡る男性嫌悪騒動…ルノーコリアの広報映像に登場した問題のジェスチャーとYouTuberのレビュー動画が波紋を呼ぶ

ルノーコリア自動車が「男性嫌悪」の議論に巻き込まれた中、ルノーコリアの新車をレビューしたユーチューバーがこの議論について意見を述べた。

問題になった映像は、ルノーコリアの公式ユーチューブチャンネルである「ルノーインサイド」にアップロードした新車広報映像で、出演する女性職員が「男性嫌悪」表現として使われる「つまみハンドサイン」のジェスチャーをする様子が何度も盛り込まれている。

引用：YouTube

これにより「男性嫌悪」の議論が起き、動画に出演した女性B氏は公式謝罪した。ルノーコリアもユーチューブチャンネルにある全ての動画を非公開にし、謝罪するなど、事態の収拾に努めている。

6月30日、10万人以上の購読者を持つ自動車系のユーチューバーA氏は「ルノー・コレオス（KOLEOS）、全てに満足したが何かが足りない。カラー、必須のオプション、便利機能まで全部紹介します」というタイトルの動画をアップロードした。

動画でA氏は、ルノーコリアが公開した「グラン・コレオス」についての簡単な説明と共に、カラー、デザイン、側面、後面、トランクスペース、車内の便利機能とオプションなどについてレビューした。

ところが、動画がアップロードされると一部のネットユーザーは「この時点でこんな動画アップロードする必要なんてあるのか」「今騒動が起きているのに気づいていないのか」「少なくともタイトルでも変えてくれ」といったコメントで、「男嫌い」の議論を起こしたルノーの車をレビューしたA氏を非難した。

これに対してA氏はコメント欄に、「編集することに集中していたため、議論を認識できなかった。車系のユーチューバーとして知るべき社会的問題を認識せずに投稿したことについて謝罪する」とコメントを残した。

続けて「ルノーコリアが数年間熱心に作り上げた新車を一瞬で台無しにした女性に腹が立つ」とし、「フェミニズムは女性を強くするものではなく、むしろ女性を台無しにするものだ」と指摘した。

また、「フェミニストは韓国社会を孤立させ、他の女性たちに不利益を与える集団に過ぎない。問題になった女性の行動は（女性の）社会的価値や評価を低下させる言動であり、違法とみなすべきだと思う」と強調した。

そして、「当事者に対して徹底的な調査を要求し、フェミニストの不適切な行動が根絶されることを望む。この事件によりブランドの努力を軽視せず、客観的な視点で見てほしい。ルノーコリアの厳格な対応を通じて、この問題が速やかに解決されることを望む」と付け加えた。