「質素で節約した食事」で有名な45歳男性が意味深な話を伝えた。
「X(旧Twitter)」など、オンライン上で「絶対仕事辞めるマン」というニックネームを使う日本人男性A氏は、昨年、ある食事の写真で話題になった。
彼は仕事をしながら極端な節約で1億円を貯めたという。
A氏は夕食を漬物やコンビニの卵焼きなどで済ませ、食費を最小限に抑えようとした。健康が心配されるとの指摘に彼は「定期的に健康診断を受けている」とし、「質素な食事習慣のため、意外と大丈夫だ。豪華な食事を食べるよりも質素な食事の方がより健康的だと思う」と述べた。
また、貯金については「正確に計算してみると、9470万円を貯めた」とし、「株式投資は才能がなく、ほとんどせず、主に給料を貯金した。生活費を何とか減らし、避けられない出費は貯めたポイントなどで賄う。『月0円生活』と呼んでいる」と述べた。
しかし、A氏はそのように生活してきた過去を後悔するような話をした。
それはスーパー円安現象のためだ。
円・ドル為替レートは、10日、1ドル当たり161円台半ばで推移し、円の価値はバブル経済時代の1986年12月以降、約37年半ぶりに最低レベルを記録している。
円の価値が下落したのは、米国の政策金利の引き下げが遅れる一方で、日本も金融緩和政策に大きな変更を加えず、日米の金利差が広がったためだ。
A氏は「このまま円安が続くと、FIRE族(早期退職を目指す人)はもう無理ではないかと思う」とし、「21年間、何のために一生懸命(貯金を)してきたのか(後悔する)。本当に無意味な人生だった。悲惨だ」と述べた。
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