ホーム トレンド 「おばあちゃんが寝たらピーナッツを盗む」ずる賢いネズミとして愛されたハムスター・シオ、飼い主の腕の中で最期を迎える

「おばあちゃんが寝たらピーナッツを盗む」ずる賢いネズミとして愛されたハムスター・シオ、飼い主の腕の中で最期を迎える

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インターネットで「ずる賢いネズミ」として知られたペットのハムスター「シオ」が、ハムスター星へと旅立った。

「ずる賢いネズミ」というあだ名は、おばあちゃんに媚びるように両手を丁寧に揃え、愛らしい笑顔を浮かべるハムスターの姿に由来する。

まるでアニメのキャラクターのような可愛らしい仕草を見せるシオに、あるネットユーザーは「ネズミのポーズがあまりにも奸賢い。おばあちゃんに『もちろんですとも! もふもふな私を撫でてください』と言いながら、心の中では『ゲルゲルゲル…おばあちゃんが寝たらピーナッツを盗んでやる』と考えていそう」とコメントした。この投稿はSNSやオンラインコミュニティで広まり、「ずる賢いネズミ」として人気を集めた。

しかし、今月3日、多くの人々の心をつかんだシオがハムスター星へと旅立ったという悲しい知らせが伝えられた。

シオの飼い主であるAさんは3日午後11時30分、自身のX(旧Twitter)に「シオが天国へ行きました」と題した投稿を行った。

Aさんは「昨日まで私を噛んで暴れ回っていた子が今日は嘘のように穏やかだった」とし、「最後の瞬間、私の腕の中で手を舐めながら微笑んでいたシオは私の手に向かって手を伸ばし、少し震えた後、静かに息を引き取った」と綴った。

さらに、「最後まで本当に可愛かった。私が目を覚ましてから間もない時間だったので、もしかするとシオは最後のお別れをするために待っていてくれたのかもしれない」と語った。

また、「前回、ハムスターとの別れがあまりにも辛くて、もう二度とネズミを飼わないと誓ったが、それを覆すほどに可愛くて、賢くて、優しかったシオは、私にとってとても特別な子だった」と明かした。

インターネット上でのシオの人気を実感していたAさんは、「シオのおかげでたくさんの人と出会い、多くの癒しをもらった。シオを可愛がってくださった皆さんに感謝の気持ちを伝えたい」と投稿を締めくくった。

Aさんが公開した写真によると、シオはAさんの手の中で安らかに最期を迎えた。

「ずる賢い」との濡れ衣を着せられるほど、普段から笑顔が多く、可愛いポーズをたくさん見せてくれたシオのさまざまな姿が、多くの人々の目を引いた。

Aさんの投稿を見たネットユーザーたちは、「これまで見たペットのネズミの中で一番可愛かった…ハムスター星でも幸せにね」「ハムスターの寿命が短いのが一番の欠点だ」「たくさんの愛を受けて旅立ったから、きっと幸せだったと思う」「ネットで見ていただけなのに、こんなに寂しい。飼い主さんはもっと辛いだろうな」といった反応を見せている。

 

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