ホーム トレンド 「駐車場でタイヤロックされ1万円要求!? 」韓国・坡州市の商業施設で起きた衝撃の事件

「駐車場でタイヤロックされ1万円要求!? 」韓国・坡州市の商業施設で起きた衝撃の事件

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引用:聯合ニュース
引用:聯合ニュース

韓国・京畿道坡州(パジュ)市の商業施設の駐車場で、駐車中の車のタイヤをロックし、解除の見返りに10万ウォン(約1万294円)を要求する事案が発生した。

「無断駐車が多いため仕方ない」…タイヤロック騒動で警察出動

A氏は先月25日午後5時ごろ、坡州市内の商業施設にあるアイスクリーム店を利用するため、同施設の駐車場に車を停めた。

しかし、アイスクリームを購入し、店を出ると、自身の車の窓に「無断駐車案内」と連絡先が記されたA4サイズの紙が貼られ、タイヤには「タイヤロック」が装着されていた。

A氏が案内に記載された番号に連絡すると、「タイヤロックを外すには10万ウォンを振り込むように」とのショートメールが、口座番号とともに送られてきた。その電話番号の持ち主は同施設内にある無人カフェのオーナーB氏だった。

B氏はA氏に対し、「無断駐車のため、深夜以降は1日ごとに10万ウォンの追加料金が発生する」とし、「タイヤロックを解除するには振込が必要だ」と求めた。

駐車場には「カフェ利用者専用」「無断駐車の場合、3万5千ウォン(約3,602円)以上の料金が発生し、車両損傷が生じた場合は車主が負担」との案内が掲示されていた。A氏はこれに抗議したが、受け入れられず、警察に通報した。

警察が現場に駆けつけたが、カフェは無人運営でB氏が不在だったため、対応が遅れた。A氏はやむなく10万ウォンを支払い、その後、カフェの関係者が到着し、タイヤロックを解除した。

10万ウォン(約1万294円)を支払い……器物損壊・恐喝・脅迫で告訴

車を移動できなかったA氏はやむなくB氏に10万を支払い、その後、カフェ関係者が到着してタイヤロックを解除した。

A氏は翌日、器物損壊、恐喝、脅迫の容疑でB氏を坡州警察署に告訴した。

A氏は「駐車場事業者として登録されていない個人が、商業施設の利用を理由にロックをかけ、金銭を要求することは許されるのか。さらに、1回の駐車で10万ウォンの請求が正当なのか納得できない」と述べ、「同様の被害を受けた人が他にもいるはずだ」と訴えた。

一方、B氏はタイヤロックをかけた理由について「ほかに方法がなく、やむを得ず取った措置だった」と釈明した。B氏によると、4年前にカフェを開業した際、ビルのオーナーから9台分の駐車スペースのうち3台分を割り当てられた。しかし、無人運営の特性上、長期間駐車する車が後を絶たず、利用者からの苦情や返金要求が相次いでいたという。

また、「以前からビル内にタイヤロックを実施するとの案内を掲示し、昨年下半期から駐車場管理者を通じて適用していた。今回もA氏が常習的に駐車していたと判断し、5万ウォン(約5,146円)から10万ウォンの支払いを求めた」とし、「法的な問題になるとは考えていなかったが、今後はタイヤロックの使用を取りやめる」と述べた。

弁護士によると、運転者の同意なしに車両に装置を取り付け、損傷が発生した場合は器物損壊罪に該当する。さらに、特定の装置を用いたことで特別器物損壊罪が適用される可能性もあるという。

また、車両に損傷がなかった場合でも、金銭を請求する権限があるのか、脅迫的な表現を用いたのかによって、詐欺罪や恐喝罪が適用される可能性があると指摘されている。

引用:聯合ニュース
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