歩行中の女性がレストランの大型ガラス窓の下敷きになり、全治4週間のけがを負ったが、示談金の要求には応じられなかった。
5日、韓国メディアTV朝鮮の報道によると、昨年11月、ソウル市瑞草（ソチョ）区にあるレストランの前を通りかかった40代の女性Aさんが、突然倒れてきた大型ガラス窓に押しつぶされ、全治4週間の診断を受けた。
公開された防犯カメラの映像には、Aさんが傘をさして歩いていたところ、突然倒れてきた何かに押しつぶされる様子がそのまま映っていた。事故後、Aさんは脚や顔などにアザができたと報じられている。
事故が発生したレストランは有名シェフが経営する店として知られている。レストラン周辺は散歩道や横断歩道があり、日中は人通りが多い場所である。
警察は当時、大型ガラス窓が適切に固定されていなかったことが事故の原因と見て、このシェフを過失傷害の容疑で立件し、2回の事情聴取を行った。
事故後、被害者側は示談金として380万ウォン（約39万円）を要求したが、シェフ側は個別の治療費は別途請求するよう求め、交渉は決裂した。
