
今月2日(現地時間)、ブラジル・サンタカタリーナ州のティンベ・ド・スル(Timbe do Sul)で、パラグライダーをしていた男性が飛行開始直後に墜落し、死亡するという衝撃的な事故が発生した。
事故当時、撮影された映像では、男性は山の頂上から飛び立ち、数回方向を変えながら安定した飛行を続けているように見えた。しかし、順調に飛行していたかと思われた矢先、突然グライダーが折りたたまれるように崩れ、急激に落下し始めた。約600フィート(約183メートル)下に墜落した男性は、出動した消防隊員によって発見されたものの、すでに息を引き取っていた。
現地警察は事故原因を調査するため、飛行装備の一部を回収し分析を進めているが、グライダーが突如折りたたまれた原因は明らかになっていない。死亡した男性(52歳)は「ティンベ・ド・スル パラグライディングクラブ(Timbe do Sul Hang-Gliding Club)」の会員だった。クラブ側は声明を発表し、哀悼の意を表した。